尿路結石の予防に効果のあるモグニャンキャットフードとロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション ウェット ユリナリー ケアの比較

 

飼い猫の尿の状態に気を付ける

 

飼い猫の尿の状態を見れば健康状態が分かるということもありますよね。

 

いろいろなキャットフードを比較してどれが一番なのかを考えるのも大変ではないでしょうか。

 

実際にどちらがより効果的なのか、モグニャンキャットフードとロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション　センシブルを少し細かく比較してみましょう。

 

 

 

それぞれのキャットフードで使用されている原材料の比較

 

モグニャンキャットフードに使われている原料としては、白身魚を中心に構成されています。

 

成分的には、尿路結石に特化したものではないのですが、栄養バランスがよいため、コンディション維持に効果があるのです。

 

ロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション　センシブルでは、サーモン等の魚類ではなく、鶏、七面鳥といった肉が使用されています。

 

栄養や成分の点では、エネルギー密度が濃くなるように調整されているので、食事の量を減らすことに効果があります。

 

また、プレバイオティックスが配合されていて、腸内の細菌のバランスを整えるように考えられているのです。

 

このように比較をすると、たんぱく質を得るための原料が、モグニャンキャットフードは白身魚を主として魚中心となっていますが、ロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション　センシブルは鶏が中心となっています。

 

こうして原料を比較することで、いろいろな部分が見えてきます。

 

モグニャンキャットフードでは、穀類は使用されていませんが、ロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション　センシブルには、穀類であるトウモロコシが使用されている点が少し気になってしまいます。

 

猫は、穀類の消化を得意としていないので、穀類が含まれていることで、消化時に負担となってしまうことがあるのです。

 

もちろん、少量ですから、大きなトラブルにはなりにくくなっていますが、気になる人にとっては大きな問題になるかもしれません。

 

 

 

それぞれのキャットフードに含まれている成分を比較

 

モグニャンキャットフードには代表的な成分として、タンパク質が27%以上、脂質が11%、水分が5%以下となっています。

 

対して、ロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション　センシブルでは、たんぱく質が31%以上、脂質が11%以上、水分が6.5%以下。

モグニャンキャットフードよりは若干タンパク質が多く、水分が多いパーセンテージとなっているようです。

 

療養食という点では、ロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション　センシブルの方が、特化しているのですが、状況に応じて与える餌を変える必要もあります。

 

療養食の場合、その症状に特化して原料や成分が異なっているので、常に同じというわけにはいかないので注意が必要です。

 

 

 

気になるポイントは？

 

モグニャンキャットフードとロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション　センシブルの一番の違いは、日常食であるか、療養食であるかということになります。

 

ですが、原材料の比較や成分の比較からわかるように、モグニャンキャットフードとロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション　センシブルも猫のコンディション維持に必要な成分が含まれています。

 

モグニャンキャットフードはグレインフリーとなっていて、穀類は含まれていないのですが、ロイヤルカナン　フィーライン ヘルス ニュートリション　センシブルにはとうもろこし等の少量の穀類が含まれています。

 

量的には問題ないとされる量ではあるのですが、含まれているのと、いないのではやはり違ってきます。

 

どちらも安全ではあるのですが、飼い主の考え方次第では、安心という点で違いが出てくることになります。

 

良さそうなキャットフードも比較をすることで、どちらがより効果的なものであるのか、また、飼い猫に適しているのかも理解できるようになるのです。