シンプリーキャットフードとサイエンスダイエットのキャットフード比較
キャットフード選びで悩んでいる方向けに、ネット通販で人気がある「シンプリーキャットフード」と「サイエンスダイエット」の特徴を踏まえながら、どちらがおすすめできるキャットフードなのか比較してみました。
参考にしてください。
シンプリーキャットフードとサイエンスダイエットの原料比較
シンプリーキャットフード | サイエンスダイエット |
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骨抜き生サーモン(31%)、さつまいも、乾燥ニシン(12%)、乾燥サーモン(11%)、 じゃがいも、サーモンオイル(8.1%)、乾燥白身魚(6.5%)、生マス(4.65%)、 サーモンスープ(2.3%)、ミネラル、ビタミン、アルファルファ、クランベリー、 マンナンオリゴ糖、フラクトオリゴ糖、りんご、にんじん、ほうれん草、海藻、カモミール、ペパーミント、マリーゴールド、アニスの実、フェヌグリーク |
トリ肉(チキン、ターキー)、小麦、動物性油脂、 |
動物愛護先進国でもあるイギリス発祥のシンプリーキャットフードのキャットフードは、サーモン主体のプレミアムなフードです。
猫に有害とされる人工添加物は一切含まれておらず、原材料の5割以上は低カロリーで栄養価の高いサーモンを配合しているなど、シンプリーキャットフードほど魚を多く使用して安全面にも配慮されたキャットフードはなかなか見つけることはできません。
一方で、日本でも知名度の高さを誇るサイエンスダイエットは、150人以上の獣医師と栄養学者が開発したチェコ発祥のペットフードブランドです。
サイエンスダイエットでも着色料は使わず、保存料や酸化防止剤には人工添加物ではなく動物性油脂を使うなど、猫の健康に配慮したフード作りを日々行っています。
2社の原料を比較すると、どちらも動物性たんぱく源となる魚や肉を使っており本来肉食である猫には大変適したフードと言えます。
ですが、シンプリーキャットフードではグレインフリーなのに対し、サイエンスダイエットではアレルギーリスクや消化不良になる可能性が高い小麦やトウモロコシが入っているのが気になる点と言えます。
また、サイエンスダイエットでは、コーングルテン(トウモロコシの搾りかす)や、ビートパルプ(砂糖大根の搾りかす)が入っていますが、これらはカサ増し要員として使われることが多く、栄養価は決して良いとは言えません。
シンプリーキャットフードとサイエンスダイエットの成分比較
シンプリーキャットフード | サイエンスダイエット |
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粗タンパク質37.00% 脂質20.0% 粗灰分9.50% 粗繊維1.50% 水分7% オメガ6脂肪酸1.33% オメガ3脂肪酸3.89% リン1.32% マグネシウム0.13% カルシウム1.89% カリウム0.59% エネルギー(100gあたり)/約380kcal |
粗たん白質 14% 粗脂肪 1.5% 粗繊維 0.1% 粗灰分 1.5% 水分 82%たんぱく質 30.0%以上 脂質 18.5%以上 粗繊維 2.5%以下 灰分 7.5%以下 水分 6.0%以下 カルシウム 0.40%以上 リン 0.40%以上 タウリン 0.10%以上 ビタミンE 525IU/kg以上 ビタミンC 85mg/kg以上 オメガ3脂肪酸 0.44% オメガ6脂肪酸 3.32% |
サイエンスダイエットのフードには、ビタミンミネラルだけでなく食物繊維も豊富に含まれており、少量でも満腹感を味わえるようになっているため、肥満防止にも良い効果が得られます。
しかしその一方で、サイエンスダイエットのフードには、本来肉食動物の猫にとって特に必要としない炭水化物が、健康維持に必要不可欠であるたんぱく質よりも多く含まれているなどの懸念が挙げられます。
その点シンプリーキャットフードでは、主原料がサーモン5割以上とあって、高たんぱく質低炭水化物のフードとなっているので安心です。
他にも、キナ酸やビタミンCが含まれるクランベリーの配合により、尿酸値の傾きを抑えて安定させる働きが得られるため、尿路結石になりやすい猫にも最適なフードとなっています。
シンプリーキャットフードとサイエンスダイエットのコストパフォーマンス比較
シンプリーキャットフードの価格は、公式サイトによると1キロあたり2640円であり、1日に60gを摂取量として毎日約158円のコスパがかかります。
一方、サイエンスのサイエンスダイエットでは、1キロあたり872円で、1日に60gを摂取量とすると毎日52円と、シンプリーキャットフードに比べると相当安いことが分かります。
しかし、サイエンスのキャットフードには、カサ増し効果のある小麦やトウモロコシと言った穀物やコーングルテンにビートパルプなどが配合されているため、安いからと言ってコスパが良いのはサイエンスダイエットであると言う結論には至らないでしょう。
シンプリーキャットフードとサイエンスダイエットの比較まとめ
獣医師にも推奨されているサイエンスダイエットですが、猫に必要な栄養素はバランス良く配合されてはいるものの、小麦やトウモロコシの配合が多く、その分炭水化物も多く含有されたキャットフードであることが分かりました。
その点、シンプリーキャットフードではサーモンから動物性たんぱく質が豊富に摂れるだけでなく、グレインフリーで不要な脂肪は使わないと言った「低炭水化物・低カロリー」に配慮されたフードとなっています。
コストパフォーマンスだけでなく、総合栄養食として品質も無添加で安全なシンプリーキャットフードをおすすめします。
「シンプリーキャットフード」は食いつきも良く、体調がよくなるフードです
シンプリーキャットフードは他のキャットフードに比べると、食いつきが良くしっかり食べてくれます。
食いつきが良いのは、メインの原材料がサーモンなので魚好きの猫にとっては、肉類よりも香りが食欲をそそるようです。
シンプリーキャットフードに変えてから、行動が随分活発になり食欲も取り戻してくれたので本当に良かったと思っています。
シンプリーキャットフードを与える事によるメリット
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猫の健康維持に最適!と今売れているシンプリーキャットフードに切り替えて正解でした。