猫ちゃんは毛づくろいをよくするので毛玉を飲み込んでしまうことがあります。吐き出すこともできますが、見ていてかわいそうだという方のために、餌を使ってどのように毛玉ケアをすることができるのかについてまとめました。
猫の毛玉ケアに必要な餌の選び方
誰しも飼っている猫ちゃんには健康でいてほしいと思うものですが、多くの猫ちゃんは時々大きな声を出して毛玉を吐きます。でも、可愛がっている猫ちゃんがいきなり嘔吐したらびっくりしますよね。
でもこれは猫ちゃんにとってどうしても必要な行為なんです。というのは猫ちゃんは毛づくろいを良くします。
これは体をきれいにするのにとても大切なことですが、その時に猫ちゃんはたくさんの体毛を飲み込んでしまうんですね。実は猫ちゃんの毛には三つの種類があります。まず一番外側にあるのが最も太いガードケアという毛です。
その中にオーンヘアという毛があり、もっとも内側に一番細いダウンヘアがあります。猫ちゃんは日々毛づくろいをするので、毛が生え変わる時期には大量の毛を飲み込んでしまうことになります。
すると体内に飲み込んだ毛が溜まってしまうので、体外にその毛玉を排出するために嘔吐するのです。ですから猫ちゃんたちにとって吐くというのはそれほど異常なことではなくて、むしろ自然なことと言えます。
猫ちゃんたちは嘔吐することで大きな負担がかかるということはありませんが、一方で毛玉をあまり吐かない猫ちゃんもいます。どちらかというと毛玉を吐かない方が大きな問題です。というのは、毛玉が体内に残ってしまうとその毛玉が胃腸の働きを阻害してしまうからです。
もしあなたの猫ちゃんがあまり毛玉を吐かず、食欲不振になっていたり痩せてしまっていたりするなら、それは毛球症という病気の可能性がありますから、体外に毛玉を排出できるように助けてあげる必要があります。
そのために必要になるのが毛玉ケアの餌です。毛玉ケアの餌は飲み込んでしまった毛や毛玉をウンチと一緒に排出できるように助けてあげるものです。毛玉ケアの餌には水溶性と不溶性の食物繊維が市販のものよりも多く含まれています。
人間もそうですが、二種類の食物繊維は排便を促します。水溶性の食物繊維は体内でドロドロになって便の動きをスムーズにします。一方で不溶性食物繊維は便のかさを増やすのに効果的です。毛玉ケアの餌に含まれている不溶性食物繊維が胃腸の中にある毛や毛玉を絡めとって、ウンチとして体外に排出するのを助けてくれるのです。
猫ちゃんの負担を減らすために、毛玉ケアの餌を試してみてくださいね。
どんな毛玉ケアの餌があるの?
毛玉ケアの餌はインターネットなどで検索すると、非常にたくさんあることが分かりますよね。その多くは穀物フリーの餌でもあり、栄養価が高く猫ちゃんにとって理想的な食事です。栄養豊富で、かつ毛玉ケアもできるのであれば言うことありませんよね。
そこでまずご紹介するのが「モグニャン」です。
モグニャンはイギリスで生まれた餌で主原料がスケトウダラという白身魚です。穀物アレルギーの猫ちゃんはもちろん、チキンアレルギーの猫ちゃんでも安心して食べられますよ。酸化防止剤にもビタミンEが使われているので、猫ちゃんに悪影響を与える成分が全くといっていいほど入っていません。なぜモグニャンは毛玉ケアに良いのかというと、主原料ではない原材料に秘密があります。
モグニャンにはたくさんの野菜や果物が使われています。注目すべきはカボチャ、サツマイモ、ひよこ豆で、これらの野菜にはたくさんの水溶性食物繊維と不溶性食物繊維が含まれています。しかも新鮮なので、毛玉ケアに必要な食物繊維と豊富な栄養を同時に摂ることができるのです。
別の毛玉ケアの餌としておすすめなのが「シンプリー」です。
このシンプリーもイギリスで作られています。シンプリーのもっとも大きな特徴は、毛玉ケアだけでなくいろいろな病気の予防に役立つということです。オーツ麦やオリゴ糖が豊富で、尿のph値を調節して尿路結石などの病気を防ぎます。もちろんこれらの原材料や栄養素は排便を促して、毛玉を体外に排出するのに役立ちます。
こちらもメインの原材料はサーモンで、猫ちゃんの食いつきも良いと評判です。イギリスは伝統的に動物愛護の意識が高く、健康的で病気になりにくいドッグフードや餌の開発が進んでいます。そうした背景もあって、モグニャンやシンプリーは日本でも人気ですね。
オリジンも毛玉ケアにおすすめの餌です。
モグニャンやシンプリーが魚メインの餌なのに対して、オリジンは鶏肉や七面鳥肉がメインの原材料となっています。猫ちゃんは肉食なので、チキンや七面鳥肉が大好きです。食いつきが良く栄養価も高いので大喜び間違いなしですね。その一方でオリジンの餌にも食物繊維が多く含まれています。穀物は使用されておらず、リンゴやカボチャなどが入っているので、毛玉ケアにピッタリです。ビタミンAやビタミンE1、E2などのビタミン、マンガンや銅などのミネラルもバランスよく含まれていて、健康を保つのにも効果的な餌ですね。
その他にもメインの原材料や穀物使用の有無によって、いろいろな毛玉ケア餌がありますから、比較しながらどれを食べさせてあげるのかを決めるようにしましょう。
どんな点をポイントに猫の毛玉ケアの餌を選べばよい?
毛玉ケアの餌にもいろいろありますが、どんな点をポイントに選べばよいのでしょうか。まずあなたの猫ちゃんにアレルギーがあるかどうかを知る必要があります。猫ちゃんの中には穀物にアレルギーがある子や肉類を食べるとアレルギー症状が出る子がいます。穀物アレルギーの猫ちゃんであればグレインフリーの餌が必要ですし、肉類がだめなら魚が主原料の餌をあげなければならないでしょう。
また脂質がどのくらい含まれているかも重要です。猫ちゃんは高タンパク・高脂質の食事が必要ですが、あまりに脂質が高すぎると肥満になってしまいます。多くの毛玉ケアの餌の脂質は10%から20%程度なので、あなたの猫ちゃんの体重が適正体重に近づくように餌も選んであげましょう。
消化吸収に優れたものを選んであげるというのも大切なポイントです。しっかりと食べたものが吸収されないと、体内の毛玉がウンチと一緒に排出されません。消化が良くできないと毛玉と食べ物を一緒に吐き出してしまう事もあります。猫ちゃんにとって嘔吐はそれほど負担の大きいものではありませんが、あまりに数多く嘔吐してしまうと脱水症状になってしまったり、必要な栄養が摂れなくなってしまったりします。適度な栄養を取りながら毛玉ケアをするというのはなかなか難しいものですね。
さらに食物繊維の種類と量も重要です。食物繊維には水溶性と不溶性の二種類があります。この二つがバランスよく含まれているのが良い餌です。穀物が入っていると食物繊維は取れますが、消化が良くありません。
穀物フリーの餌の中でも二種類の食物繊維がバランスよく入っていれば毛玉ケアにおすすめですね。いろいろな要素を考慮して、あなたの猫ちゃんに最適な毛玉ケアの餌を見つけてあげましょう。
- スーパーやコンビニなど、どこでも気軽に購入できる
- ホームセンターで安く購入できる
キャットフードを与えていると、
- 皮膚を痒がる/皮膚が赤い
- お腹が弱くなる/うんちがゆるくなる
- 病気がちになる
- 食いつきが悪くなる
- 目やにが増える
- 涙やけができる
など猫の健康を損なう恐れがあります。
そのため、キャットフードを購入するときはパッケージの背面に記載されている原材料や成分表を確認し、猫の体に良くない食べ物や原材料が含まれていないか細かくチェックする必要があります。
そこで、猫の餌に最適なキャットフード選びで大切な7つのポイントをご紹介します。
猫の餌に最適なキャットフード選びで大切な7つのポイント
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント① 猫の食欲を誘う魚の香りや風味があるキャットフード
猫は本来肉食で、特に魚の香りがする食べ物を非常に好みます。そのため、牛肉や鶏肉や豚肉、カツオやサーモンの香料を含ませ、猫の興味を誘うキャットフードもありますが、いつかその嘘が猫にばれてしまいそっぽを向かれます。
その為、原材料が白身魚やサーモンがメインの魚の香りがつよい猫の餌を選ぶ事で、猫のキャットフードへの食いつきを良くする事ができます。
➤猫の食いつきがいいキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント② 無添加
市販の安いキャットフードには、猫の健康を害する恐れのある
- 酸化防止剤(BHA/BHT)
- 人工香料
などの人工添加物が多く含まれている事が多く危険です。
また、
・死んだ動物の肉(DeadMeet)
・病気だった動物の肉(DiseasedMeet)
・しにかけだった動物の肉(DyingMeet)
・障害のあった動物の肉(DssabledMeet))
のアルファベットの頭文字をとった「4Dミート」と呼ばれる、◯◯ミールや◯◯パウダーといった、品質の悪い原材料の肉副産物が原材料に含まれています。
そのため、人工添加物を含まず、低品質な肉副産物を含まない安全なキャットフード選びが必要です。
➤無添加キャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント③ 栄養バランスが良いキャットフード
どんなに食いつきが良くても、栄養が偏ってしまうと意味がありません。
栄養が偏ってしまうと、
- 病気がちになる
- 皮膚を痒がる
- お腹がゆるくなる
- 抜け毛が増える
- 毛並みや被毛の艶が悪くなる
になる原因になります。その為、原材料が
- 動物性たんぱく質が多く含まれる
- 食物繊維やミネラルが豊富
など、猫の身体を丈夫に育てる為に必要な栄養素がバランス良く配合されているフードがおすすめです。
➤栄養バランスが良いキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント④ 動物性たんぱく源を50%以上含むキャットフード
動物性たんぱく質は猫の身体を作る上で重要な栄養素です。
- 丈夫な体作り
- 健康的で毛艶のある毛並みの維持
に必要で、元々肉食である猫は肉や魚肉を好んで食べる習性があります。その為、原材料に肉や魚肉を多く含むキャットフードを好むので食いつきの良さにも関わってきます。
主原料に肉や魚肉を多く含み、粗たんぱく質を35%以上含まれるキャットフードを選ぶのがおすすめです。
➤動物性たんぱく源が豊富なキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑤ 穀物の有無
猫は肉食の為、穀物を消化するのが苦手な生き物です。
市販の安いキャットフードには腹持ちを良くするために原材料に穀物を含む商品が多く存在しています。
食べても影響がない猫もいますが、穀物を食べることで消化不良を起こし、
- 胃の中でガスが溜まり胃捻転を発症する
- アレルギーの原因になる
- 胃腸が弱くなる
など猫の体にトラブルを引き起こす原因になるので、穀物が一切含まれないグレインフリータイプのキャットフードがおすすめです。
➤グレインフリーなキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑥ 低炭水化物でヘルシーなキャットフード
※引用元 http://konaka-ah.com/index.php/page/protein
炭水化物は人間と同様に猫を太らせてしまう原因になります。
その為、ヘルシーで高タンパクな魚肉やGI値が低いサツマイモなどが含まれている低炭水化物のキャットフードがおすすめです。
また、サツマイモが含まれているとエネルギー消費に時間がかかり腹持ちがよくなるので、給餌量(餌の量)が少なくても平気になるのでダイエットにも最適です。
➤低炭水化物でヘルシーなキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑦ ドライフード
ウェットフードを好む猫も多いですが、ドライフードが猫の健康維持に最適です。
その理由は、カリカリタイプのフードをよく噛んで食べる事で、
- 脳への刺激
- 顎の強化
- 歯周病の予防
が可能になるためです。
ウェットフードの場合、歯間や歯茎に食べかすが残り歯周病の原因になる為食後のケア(歯磨きなど)が大事になりますが、ドライフードであれば食べかすを食べながら取り除く事ができます。
➤ドライフードのキャットフードおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
以上がキャットフード選びで必要な7つの基準になります。
しかし、市販されているキャットフードは、この7つの基準を満たしていないフードばかりで猫の健康を一番にかんがえられていないキャットフードが多いため注意が必要です。
また、BHAやBHTなどの発がん性物質が含まれ安全性に疑問がのこる一部のプレミアムキャットフードも存在しています。
そこで、猫の餌に最適なキャットフード選びに必要な7つの基準をもとにしたキャットフードのおすすめランキングBEST3をご紹介します。
モグニャン
香料・着色料不使用/グレインフリー/ドライフード/全猫種・全年齢(全ライフステージ)対応 |
食いつきの良さ | ![]() |
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栄養バランス | 安全性の高さ | たんぱく質の量 |
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グレインフリー | ヘルシーさ | ドライフード |
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主原材料 | 内容量 | 総合評価 |
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白身魚 | 1.5kg | ![]() |
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カナガンキャットフードサーモン
香料・着色料不使用/グレインフリー/ドライフード/全猫種・全年齢(全ライフステージ)対応 |
食いつきの良さ | ![]() |
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栄養バランス | 安全性の高さ | たんぱく質の量 |
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![]() |
グレインフリー | ヘルシーさ | ドライフード |
![]() |
![]() |
![]() |
主原材料 | 内容量 | 総合評価 |
---|---|---|
サーモン | 1.5kg | ![]() |
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カナガンキャットフードチキン
香料・着色料不使用/グレインフリー/ドライフード/全猫種・全年齢(全ライフステージ)対応 |
食いつきの良さ | ![]() |
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---|---|---|
栄養バランス | 安全性の高さ | たんぱく質の量 |
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![]() |
グレインフリー | ヘルシーさ | ドライフード |
![]() |
![]() |
![]() |
主原材料 | 内容量 | 総合評価 |
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チキン | 1.5kg | ![]() |
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「モグニャンキャットフード」は食いつきも良く、コンディション維持に最適なフードです
モグニャンキャットフードは食いつきがいいのでしっかり食べてくれますよ。
食いつきの良さの理由は原材料が白身魚メインで、風味豊かな香りが広がるので猫の食欲を刺激してくれるからですね。
フードボールに入れた瞬間に飛びつく行動にいつもビックリしています。
モグニャンキャットフードを与える事によるメリット
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猫の健康維持に最適!と今売れているモグニャンキャットフードに切り替えて正解でした。
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