いなばキャットフード「チャオとろみ」の口コミや評判と安全性に関する評価
いなばの「チャオとろみ」は、魚やササミをトロトロに柔らかくしたキャットフードです。
缶詰タイプで、保存にも良さそうですが、猫の健康を考えると心配になる部分もあります。
添加物も気になりますし、栄養バランスは大丈夫なのでしょうか。柔らか過ぎるのも気になります。
そこで、「チャオとろみ」を猫に与えるデメリットについて解説したいと思います。
いなばキャットフード「チャオとろみ」の口コミや評判
いなばの「チャオとろみ」は、ササミやマグロ、カツオなどの天然素材を原材料としたキャットフードです。
本焼津産の本格カツオだしを使い、風味を良くしたうえにとろみをつけ、猫が食べやすいように工夫されています。
主な原材料に、鶏肉とマグロ、カツオ節エキスを使い、
糖類(オリゴ糖等)植物性油脂、増粘剤(加工でん粉)、そしてミネラル類、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、ビタミンEのほか、紅麹色素に緑茶エキス、カロテノイド色素
といった添加物も入っています。1缶の内容量は80gで、約30キロカロリーです。
「チャオとろみ」のバリエーションは豊富で、ホタテ味やカニカマ入り、そしてイカ入りなど全部で20種類ほどが販売されています。
月齢や年齢に合わせたシリーズ分けは基本的にされていませんが、シニア猫向けに11歳用と14歳用の2種類あります。
いなばキャットフード「チャオとろみ」の口コミや評判②
「チャオとろみ」は、かなり水分の多いウェットタイプのキャットフードです。ウェットタイプのフードで一番心配なのは、歯垢がつきやすいことですよね。柔らかく水分が多いため歯に絡み、食べたあとは口腔内に残りやすく、歯垢になって時間の経過とともに歯石へと変化します。
一度歯石ができてしまうと、さらに歯垢がつきやすくなります。
そうすると、それがまた歯石になるという繰り返しです。歯石を放置しておくと、歯肉炎の原因になることもあります。出血した場所から細菌が入れば、新たな健康被害も考えられます。何より、口臭もかなりきつくなるので、それも問題です。一旦できた歯石を落とすには、スケーラーを使う方法があります。飼い主が取ってあげるのもいいですが、おすすめはできません。
きれいに落とせませんし、歯の表面を削ってしまうこともあります。第一、大人しくしている猫はほとんどいないでしょう。猫も犬も、歯石がついた場合は動物病院でとってもらうのが一般的な解決方法です。
しかし、全身麻酔なので、健康状態の悪い猫や老猫には大きなリスクになることを考えておきましょう。
そして、もうひとつのデメリットは栄養素の問題です。猫の場合、脂質とタンパク質が主なエネルギー源になります。
ここで、「チャオとろみ」の成分表を見てみましょう。粗タンパク質は6.5%以上、粗脂肪は0.2%以上と表示されています。タンパク質はわかりますが、粗タンパク質の「粗」とは何でしょうね。粗タンパク質とは、アミノ酸など、タンパク質以外の成分も含んでいるものです。
そして、粗脂肪も脂肪以外の成分を含んだものを指します。そして、もうひとつの疑問は脂肪と脂質の違いですが、脂肪は中性脂肪のことで、脂質は脂肪で構成されていますから同じことですね。
しかし、これだけで十分とは言えません。猫の健全な成長や健康維持のためには、炭水化物やミネラル、ビタミン類も必要です。
また、かなり気になるのは11歳と14歳向けの製品です。
シニア向けの製品という印象を受けますが、原材料を見ると11歳に関しては他商品と変わりません。14歳向けの製品にはコラーゲンペプチドが配合されています。
コラーゲンペプチドは、おそらく皮膚の健康に配慮したものと思われます。ただ、これでは、ほとんどシニアに配慮しているとは言えないでしょう。
いなばキャットフード「チャオとろみ」の安全性に関する評価
イカを猫に食べさせてはいけないということを良く耳にします。猫がイカを食べた場合、健康被害を起こすというものです。
ところが「チャオとろみ」にはイカがふんだんに使われている製品もあります。イカには、チアミナーゼという酵素が含まれています。
チアミナーゼは、ビタミンB1を分解する働きがあるので摂取すると急性ビタミンB1欠乏症になることもあります。初めは嘔吐などを起こしますが、症状が酷くなると痙攣へと進み、最悪の場合、死に至ることもあるおそろしい成分です。
ただし、チアミナーゼは熱によって効果は失われてしまうため、加熱処理をすれば問題はありません。「チャオとろみ」は加熱処理されているので、この点は問題ないと思います。だからといって与え過ぎは禁物です。健康面に配慮して適量を考えてあげましょう。
いなばキャットフード「チャオとろみ」の安全性に関する評価②
「チャオとろみ」は、カロリーに関しての問題はないかと思います。
ただ、栄養面の問題や口腔内の健康などを考えると、キャットフードとしては良いとは思えません。
さらに、増粘多糖類や紅麹色素などの添加物が使われているのも気になります。
増粘多糖類とは、材料をゲル化したり形状を安定させたりするものですが、2つ以上の物質を使うときに増粘多糖類とまとめて表記するため、実際にはどんな添加物を使っているのか特定できないのがデメリットです。
「チャオとろみ」を猫に与えるときには、主食となる総合栄養食を用意し、その補助食として考えましょう。
「チャオとろみ」だけを食事の度に与えてしまうと、栄養バランスがとれず、成長期の猫に健康被害を及ぼす可能性があります。
授乳中や妊娠中の猫も同様です。また、柔らかいものだけ食べていると、アゴの力も弱くなります。歯石を作りにくくするためにも、ドライフードなど固いものも食べさせ、できれば歯みがきの習慣をつけておきましょう。
歯みがきが難しい場合は、口腔内の環境を整えるガムをオヤツにするなど、配慮が必要です。
いなばキャットフード「チャオとろみ」の口コミや評判と安全性に関する評価まとめ
「チャオとろみ」は、柔らかく食べやすいキャットフードですが、猫の成長や健康維持に必要な栄養素は網羅されていません。
また、柔らかいものだけ与えていると、歯石ができやすくなります。
「チャオとろみ」だけをキャットフードとして与えるのではなく、ドライフードなど栄養バランスを考えたフードを用意し、その補助として考えましょう。
- スーパーやコンビニなど、どこでも気軽に購入できる
- ホームセンターで安く購入できる
キャットフードを与えていると、
- 皮膚を痒がる/皮膚が赤い
- お腹が弱くなる/うんちがゆるくなる
- 病気がちになる
- 食いつきが悪くなる
- 目やにが増える
- 涙やけができる
など猫の健康を損なう恐れがあります。
そのため、キャットフードを購入するときはパッケージの背面に記載されている原材料や成分表を確認し、猫の体に良くない食べ物や原材料が含まれていないか細かくチェックする必要があります。
そこで、猫の餌に最適なキャットフード選びで大切な7つのポイントをご紹介します。
猫の餌に最適なキャットフード選びで大切な7つのポイント
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント① 猫の食欲を誘う魚の香りや風味があるキャットフード
猫は本来肉食で、特に魚の香りがする食べ物を非常に好みます。そのため、牛肉や鶏肉や豚肉、カツオやサーモンの香料を含ませ、猫の興味を誘うキャットフードもありますが、いつかその嘘が猫にばれてしまいそっぽを向かれます。
その為、原材料が白身魚やサーモンがメインの魚の香りがつよい猫の餌を選ぶ事で、猫のキャットフードへの食いつきを良くする事ができます。
➤猫の食いつきがいいキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント② 無添加
市販の安いキャットフードには、猫の健康を害する恐れのある
- 酸化防止剤(BHA/BHT)
- 人工香料
などの人工添加物が多く含まれている事が多く危険です。
また、
・死んだ動物の肉(DeadMeet)
・病気だった動物の肉(DiseasedMeet)
・しにかけだった動物の肉(DyingMeet)
・障害のあった動物の肉(DssabledMeet))
のアルファベットの頭文字をとった「4Dミート」と呼ばれる、◯◯ミールや◯◯パウダーといった、品質の悪い原材料の肉副産物が原材料に含まれています。
そのため、人工添加物を含まず、低品質な肉副産物を含まない安全なキャットフード選びが必要です。
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント③ 栄養バランスが良いキャットフード
どんなに食いつきが良くても、栄養が偏ってしまうと意味がありません。
栄養が偏ってしまうと、
- 病気がちになる
- 皮膚を痒がる
- お腹がゆるくなる
- 抜け毛が増える
- 毛並みや被毛の艶が悪くなる
になる原因になります。その為、原材料が
- 動物性たんぱく質が多く含まれる
- 食物繊維やミネラルが豊富
など、猫の身体を丈夫に育てる為に必要な栄養素がバランス良く配合されているフードがおすすめです。
➤栄養バランスが良いキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント④ 動物性たんぱく源を50%以上含むキャットフード
動物性たんぱく質は猫の身体を作る上で重要な栄養素です。
- 丈夫な体作り
- 健康的で毛艶のある毛並みの維持
に必要で、元々肉食である猫は肉や魚肉を好んで食べる習性があります。その為、原材料に肉や魚肉を多く含むキャットフードを好むので食いつきの良さにも関わってきます。
主原料に肉や魚肉を多く含み、粗たんぱく質を35%以上含まれるキャットフードを選ぶのがおすすめです。
➤動物性たんぱく源が豊富なキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑤ 穀物の有無
猫は肉食の為、穀物を消化するのが苦手な生き物です。
市販の安いキャットフードには腹持ちを良くするために原材料に穀物を含む商品が多く存在しています。
食べても影響がない猫もいますが、穀物を食べることで消化不良を起こし、
- 胃の中でガスが溜まり胃捻転を発症する
- アレルギーの原因になる
- 胃腸が弱くなる
など猫の体にトラブルを引き起こす原因になるので、穀物が一切含まれないグレインフリータイプのキャットフードがおすすめです。
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑥ 低炭水化物でヘルシーなキャットフード
※引用元 http://konaka-ah.com/index.php/page/protein
炭水化物は人間と同様に猫を太らせてしまう原因になります。
その為、ヘルシーで高タンパクな魚肉やGI値が低いサツマイモなどが含まれている低炭水化物のキャットフードがおすすめです。
また、サツマイモが含まれているとエネルギー消費に時間がかかり腹持ちがよくなるので、給餌量(餌の量)が少なくても平気になるのでダイエットにも最適です。
➤低炭水化物でヘルシーなキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑦ ドライフード
ウェットフードを好む猫も多いですが、ドライフードが猫の健康維持に最適です。
その理由は、カリカリタイプのフードをよく噛んで食べる事で、
- 脳への刺激
- 顎の強化
- 歯周病の予防
が可能になるためです。
ウェットフードの場合、歯間や歯茎に食べかすが残り歯周病の原因になる為食後のケア(歯磨きなど)が大事になりますが、ドライフードであれば食べかすを食べながら取り除く事ができます。
➤ドライフードのキャットフードおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
以上がキャットフード選びで必要な7つの基準になります。
しかし、市販されているキャットフードは、この7つの基準を満たしていないフードばかりで猫の健康を一番にかんがえられていないキャットフードが多いため注意が必要です。
また、BHAやBHTなどの発がん性物質が含まれ安全性に疑問がのこる一部のプレミアムキャットフードも存在しています。
そこで、猫の餌に最適なキャットフード選びに必要な7つの基準をもとにしたキャットフードのおすすめランキングBEST3をご紹介します。
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グレインフリー | ヘルシーさ | ドライフード |
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主原材料 | 内容量 | 総合評価 |
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白身魚 | 1.5kg | ![]() |
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フードボールに入れた瞬間に飛びつく行動にいつもビックリしています。
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