わがまま猫はいなばというメーカーが製造しているキャットフードです。わがまま猫シリーズには、缶詰タイプとパウチタイプの2種類があり、どちらも食べ切りサイズ。
特に缶詰タイプのものは、だしが入ってネコちゃんからも人気がある商品です。今回は、いなばのわがまま猫の成分面からの安全性と口コミをチェックしてみましょう。
いなばキャットフード「わがまま猫」の口コミや評判と安全性に関する評価
わがまま猫は主食としてあげることのできる一般食という位置づけです。フレーバーはまぐろやかつおが中心ですが、ささみやしらすが入っている商品もあります。
白身魚を中心としたキャットフードを製造しているメーカーもあるなかで、まぐろやかつおなどの赤身の魚をメインに据えているのはいなばの特徴です。
なかでも、同社はかつおに強みのあるメーカーと言えそうです。
いなばの前身は、江戸時代に静岡県の焼津港に水揚げされる魚を原料としてかつお節を製造していた会社でした。20世紀に入ってから缶詰会社を設立し水産物の缶詰生産を始め、70年代になってからは、かつおに混じって一定の割合でとれていたキハダマグロに注目して、世界に先駆けてツナ缶を発売した歴史を持っています。
いなばのツナ缶は、新しい資源に着目しただけでなくツナ肉のフレーク化や高速充填システムを開発することで、日本のまぐろ缶詰め量産化の道を開いた注目に値する商品なのです。
2018年時点では、いなばは子会社にいなばペットフード株式会社を傘下に持ち、品質を重視したペットフードメーカーとして知られています。こうした歴史のなかで培ってきたかつおやまぐろを加工する技術をペットフードに応用したのが、わがまま猫という商品に表れています。
キャットフード業界では、いなばは決して存在感があるメーカーとは言えないかもしれませんが、缶詰やパウチでは多くのシェアを占めています。
いなばキャットフード「わがまま猫」の口コミや評判
実際に、わがまま猫を与えている飼い主さんの口コミを見てみると、とにかく食いつきがいいと評判です。なかには、いなばの缶詰を一番喜んで食べるといった声もあります。
原材料のシンプルさでは、缶詰タイプよりもパウチタイプのほうが優勢です。かつお、まぐろ、増粘多糖類、調味料のみとなっています。キャットフードの選び方としては、高たんぱく、高脂肪なものがよいとされています。
わがまま猫は、魚が主原料なので高たんぱくであること、赤身の魚なので高脂肪であり、猫ちゃんにとって良い条件を備えていると言えるでしょう。このキャットフードはゼリー状なので、水分が多いのも特徴。
ご飯を食べるとともに水分補給も同時にできるというのも魅力なところでしょう。一方で、わがまま猫にも心配な点がいくつかありますので確認しておきましょう。
いなばキャットフード「わがまま猫」の口コミや評判②
缶詰タイプのわがまま猫には増粘剤(加工でん粉)が含まれ、パウチタイプには増粘多糖類が含まれているという点に注目してみましょう。増粘剤(加工でん粉)は、スナック菓子や冷凍麺類など、私たちの身近な食材にも意外と多く含まれているので安心できる成分のようにも思えます。
しかし、炭水化物の加工でん粉は、もともと肉食である猫ちゃんにとって必要だとは考えにくいところです。もっとも、加工でん粉が入っていることで便通を良くする効果を期待できるかもしれませんが、実際の効果はわかっていないようです。
不要な炭水化物を口にして消化不良を引き起こす猫ちゃんもいるかもしれませんので、過度な与えすぎには注意しましょう。
また、増粘多糖類とは複数の多糖類が入っている食品に記載されています。多糖類には発がん性や染色体異常などのおそれがあるものも確認されているため、こちらも安全だとは言い切れません。
そもそも、多糖類が2つ以上使用されていれば増粘多糖類として表示され、ほかに何が入っているのかわからないというのも心配な点です。実際には何種類の成分が入っていて、それぞれがどのような影響を与えるかわからないので継続的な購入は避けたほうが無難ではないでしょうか。
いなばキャットフード「わがまま猫」の安全性に関する評価
心配な点はまだあります。ひとつは歯石がつきやすいおそれがあること、もうひとつはドライフードよりも費用が高くなりがちなことです。ゼリー状のようなウェットタイプだからといって歯石がつきやすいというわけではないものの、炭水化物が含まれているため歯石がつきやすいと言えます。
そして、ゼリー状のフードはベタベタしているため、歯に付きやすく歯石に変わりやすいかもしれません。もっとも、定期的に歯磨きをしてあげれば大丈夫だと思いますが、このようなリスクがある点は踏まえておきましょう。
また、わがまま猫は輸入もののキャットフードに比べると比較的安価な部類に入りますが、ドライフードと比べると1食あたりが高額になる可能性があります。
もちろん、質の悪い安価なキャットフードを与え続けてしまい病気になってしまっては本末転倒ですが、飼い主のお財布事情が苦しくなるのも考えものです。
このようなデメリットについてもしっかりと考えたうえでキャットフードを選ぶ必要があるでしょう。
いなばキャットフード「わがまま猫」の口コミや評判と安全性に関する評価まとめ
いなばのわがまま猫の主原料はまぐろやかつお。まさに、ネコちゃんのわがままをかなえるキャットフードです。缶詰やパウチタイプのキャットフードは食事と一緒に水分を採ることができるので効率的です。
しかし、デメリットとも言える心配な点がいくつかあります。かわいい猫ちゃんの健康を思うと、わがまま猫以外の商品にも目を向けたほうが良さそうです。
- スーパーやコンビニなど、どこでも気軽に購入できる
- ホームセンターで安く購入できる
キャットフードを与えていると、
- 皮膚を痒がる/皮膚が赤い
- お腹が弱くなる/うんちがゆるくなる
- 病気がちになる
- 食いつきが悪くなる
- 目やにが増える
- 涙やけができる
など猫の健康を損なう恐れがあります。
そのため、キャットフードを購入するときはパッケージの背面に記載されている原材料や成分表を確認し、猫の体に良くない食べ物や原材料が含まれていないか細かくチェックする必要があります。
そこで、猫の餌に最適なキャットフード選びで大切な7つのポイントをご紹介します。
猫の餌に最適なキャットフード選びで大切な7つのポイント
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント① 猫の食欲を誘う魚の香りや風味があるキャットフード
猫は本来肉食で、特に魚の香りがする食べ物を非常に好みます。そのため、牛肉や鶏肉や豚肉、カツオやサーモンの香料を含ませ、猫の興味を誘うキャットフードもありますが、いつかその嘘が猫にばれてしまいそっぽを向かれます。
その為、原材料が白身魚やサーモンがメインの魚の香りがつよい猫の餌を選ぶ事で、猫のキャットフードへの食いつきを良くする事ができます。
➤猫の食いつきがいいキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント② 無添加
市販の安いキャットフードには、猫の健康を害する恐れのある
- 酸化防止剤(BHA/BHT)
- 人工香料
などの人工添加物が多く含まれている事が多く危険です。
また、
・死んだ動物の肉(DeadMeet)
・病気だった動物の肉(DiseasedMeet)
・しにかけだった動物の肉(DyingMeet)
・障害のあった動物の肉(DssabledMeet))
のアルファベットの頭文字をとった「4Dミート」と呼ばれる、◯◯ミールや◯◯パウダーといった、品質の悪い原材料の肉副産物が原材料に含まれています。
そのため、人工添加物を含まず、低品質な肉副産物を含まない安全なキャットフード選びが必要です。
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント③ 栄養バランスが良いキャットフード
どんなに食いつきが良くても、栄養が偏ってしまうと意味がありません。
栄養が偏ってしまうと、
- 病気がちになる
- 皮膚を痒がる
- お腹がゆるくなる
- 抜け毛が増える
- 毛並みや被毛の艶が悪くなる
になる原因になります。その為、原材料が
- 動物性たんぱく質が多く含まれる
- 食物繊維やミネラルが豊富
など、猫の身体を丈夫に育てる為に必要な栄養素がバランス良く配合されているフードがおすすめです。
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント④ 動物性たんぱく源を50%以上含むキャットフード
動物性たんぱく質は猫の身体を作る上で重要な栄養素です。
- 丈夫な体作り
- 健康的で毛艶のある毛並みの維持
に必要で、元々肉食である猫は肉や魚肉を好んで食べる習性があります。その為、原材料に肉や魚肉を多く含むキャットフードを好むので食いつきの良さにも関わってきます。
主原料に肉や魚肉を多く含み、粗たんぱく質を35%以上含まれるキャットフードを選ぶのがおすすめです。
➤動物性たんぱく源が豊富なキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑤ 穀物の有無
猫は肉食の為、穀物を消化するのが苦手な生き物です。
市販の安いキャットフードには腹持ちを良くするために原材料に穀物を含む商品が多く存在しています。
食べても影響がない猫もいますが、穀物を食べることで消化不良を起こし、
- 胃の中でガスが溜まり胃捻転を発症する
- アレルギーの原因になる
- 胃腸が弱くなる
など猫の体にトラブルを引き起こす原因になるので、穀物が一切含まれないグレインフリータイプのキャットフードがおすすめです。
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑥ 低炭水化物でヘルシーなキャットフード
※引用元 http://konaka-ah.com/index.php/page/protein
炭水化物は人間と同様に猫を太らせてしまう原因になります。
その為、ヘルシーで高タンパクな魚肉やGI値が低いサツマイモなどが含まれている低炭水化物のキャットフードがおすすめです。
また、サツマイモが含まれているとエネルギー消費に時間がかかり腹持ちがよくなるので、給餌量(餌の量)が少なくても平気になるのでダイエットにも最適です。
➤低炭水化物でヘルシーなキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑦ ドライフード
ウェットフードを好む猫も多いですが、ドライフードが猫の健康維持に最適です。
その理由は、カリカリタイプのフードをよく噛んで食べる事で、
- 脳への刺激
- 顎の強化
- 歯周病の予防
が可能になるためです。
ウェットフードの場合、歯間や歯茎に食べかすが残り歯周病の原因になる為食後のケア(歯磨きなど)が大事になりますが、ドライフードであれば食べかすを食べながら取り除く事ができます。
➤ドライフードのキャットフードおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
以上がキャットフード選びで必要な7つの基準になります。
しかし、市販されているキャットフードは、この7つの基準を満たしていないフードばかりで猫の健康を一番にかんがえられていないキャットフードが多いため注意が必要です。
また、BHAやBHTなどの発がん性物質が含まれ安全性に疑問がのこる一部のプレミアムキャットフードも存在しています。
そこで、猫の餌に最適なキャットフード選びに必要な7つの基準をもとにしたキャットフードのおすすめランキングBEST3をご紹介します。
モグニャン
香料・着色料不使用/グレインフリー/ドライフード/全猫種・全年齢(全ライフステージ)対応 |
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グレインフリー | ヘルシーさ | ドライフード |
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主原材料 | 内容量 | 総合評価 |
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白身魚 | 1.5kg | ![]() |
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カナガンキャットフードサーモン
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栄養バランス | 安全性の高さ | たんぱく質の量 |
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グレインフリー | ヘルシーさ | ドライフード |
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主原材料 | 内容量 | 総合評価 |
---|---|---|
サーモン | 1.5kg | ![]() |
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グレインフリー | ヘルシーさ | ドライフード |
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主原材料 | 内容量 | 総合評価 |
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チキン | 1.5kg | ![]() |
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「モグニャンキャットフード」は食いつきも良く、コンディション維持に最適なフードです
モグニャンキャットフードは食いつきがいいのでしっかり食べてくれますよ。
食いつきの良さの理由は原材料が白身魚メインで、風味豊かな香りが広がるので猫の食欲を刺激してくれるからですね。
フードボールに入れた瞬間に飛びつく行動にいつもビックリしています。
モグニャンキャットフードを与える事によるメリット
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猫の健康維持に最適!と今売れているモグニャンキャットフードに切り替えて正解でした。
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