いなば「焼かつお・焼ささみディナー」は、かつおとささみを主原料にし、さらに身をほぐすなど猫が食べやすい工夫がされています。しかし、さまざまな観点から「主食として与えるには問題が考えられます。
猫の健康のために「焼かつお・焼ささみディナー」のデメリットを知り、正しく与えましょう。ここでは「焼かつお・焼ささみディナー」の問題点について解説したいと思います。
いなば「焼かつお・焼ささみディナー」の特徴と原材料
いなば「焼かつお・焼ささみディナー」は、焼ささみや焼かつおをほぐし、さらに、ほたてだしを加えるなどして風味豊かに仕上げたキャットフードです。原材料には、ほたて貝柱やカニ風味かまぼこなどもそろい、ほかに土佐清水名産の宗田かつおや、ミルクなども使われ、子猫や高齢猫にも配慮しています。
ゼリータイプで保存しやすいレトルトパウチを採用しているのが特徴のひとつで、全8種類の製品が販売されています。1袋40gで、1袋のカロリーは35キロカロリーです。
主な原材料は、かつお、鶏肉、ほたて貝柱にほたてエキスなどが使われています。さらに寒天、糖類(オリゴ糖等)、でん粉、植物性油脂なども加え、猫の健康維持に必要なミネラル類を含むほか、増粘多糖類、調味料(アミノ酸等)に増粘剤(加工でん粉)、さらにビタミンEに紅麹色素、緑茶エキスと、かなりたくさんの原材料が使われている印象を受けました。
なかでも、添加物がかなり多いと言えると思います。
ビタミン類やミネラル、アミノ酸などは健康な体づくりにも欠かせないもので、入っていることに納得はできますが、増粘多糖類などは詳細がわからないものですから、猫に与えるのはデメリットではないでしょうか。
キャットフードの一般食とはなに?
キャットフードに限らず、ペットフードは目的に応じて細かく分類されています。ペットフード協会で分類しているのは、総合栄養食に間食、療養食と、その他の目的食の4種類です。総合栄養食とは、ペットの成長や体調管理を目的に、必要な栄養素を配合しているフードのことをいいます。
成長の段階や体質などに合わせて選べるのが大きな特徴で、ドライタイプやウェットタイプ、モイストタイプなどがあります。栄養総合食を表示するには、栄養成分が基準値であることを証明するための「分析試験」と、総合栄養食ということを証明する「給与試験」が必要です。
間食はオヤツのことで、療養食は、疾病の治療を目的にしたフードをいいます。療養食は、獣医師の指導によるものが主です。
最後の、その他の目的食には、副食やおかずタイプ、そして栄養補助食品などが含まれています。栄養補助食品はサプリメントなどのことで、栄養を補完するものです。
一般食とは、副食やおかずタイプのフードのことで、嗜好増進などを目的にして製造されているフードをまとめて、そう呼んでいます。たとえば、ふりかけや副食が一般食に当たると考えればいいでしょう。ペットフード協会では、一般食は総合栄養食と一緒に与えることを条件にしています。
これは何を意味するかというと、一般食では、猫の健康維持に必要な栄養素を摂取できないということです。実際に、一般食と表示して販売しているフードにも、総合栄養食との併用を促す注意書きを目にします。
いなば「焼かつお・焼ささみディナー」は総合栄養食ではない
「焼かつお・焼ささみディナー」は一般食です。副食やおかずといった目的で作られているため「焼かつお・焼ささみディナー」は、給与試験や分析試験は特に行なわれていないようです。公式サイトを見ても特に明記はされていません。
それ以前に、猫の成長に沿って必要な栄養素までは考えて作られていないということです。「焼かつお・焼ささみディナー」は、総合栄養食ではありません。そのため、これだけを猫に与え続けていると、猫の健康に悪影響を及ぼすことも考えられます。
特に、成長期の猫の主食として与えているなら、成長に必要なタンパク質やビタミン類、脂肪などが十分に取れないことが考えられます。「焼かつお・焼ささみディナー」を主食にしていると、標準の猫に比べて発育が遅れることもあるかもしれません。
「焼かつお・焼ささみディナー」を猫に与えて失敗しないために「焼かつお・焼ささみディナー」は総合栄養食ではないということを理解しましょう。特に、妊娠中や授乳中の猫に与えると、子猫の成長にも悪影響を及ぼしかねません。
また、極端に柔らかいフードだけを幼猫の頃から与えていると噛む力がなくなってしまい、アゴの発達にも影響が出ます。歯を健康に保つことも猫の健康維持につながることです。いなばの「焼かつお・焼ささみディナー」を与える前に、まず猫の成長と体質に合った総合栄養食を決めましょう。
固めのドライフードなら、バランスがとれていいでしょう。そして、猫の食欲を増進させるために、時々トッピングとして「焼かつお・焼ささみディナー」を添えるほうがいいと思います。
いなばの「焼かつお・焼ささみディナー」はトッピングで与えよう
いなばの「焼かつお・焼ささみディナー」は、一般食であって総合栄養食ではありません。まず、一般食と総合栄養食の違いを理解することが大切です。一般食だけでは、必要な栄養素は含まれていないため、ドライフードなどのような、総合栄養食との併用をおすすめします。
フードごとの分類を理解し、猫の健康を考えて与えましょう。
「モグニャンキャットフード」は食いつきも良く、コンディション維持に最適なフードです
モグニャンキャットフードは食いつきがいいのでしっかり食べてくれますよ。
食いつきの良さの理由は原材料が白身魚メインで、風味豊かな香りが広がるので猫の食欲を刺激してくれるからですね。
フードボールに入れた瞬間に飛びつく行動にいつもビックリしています。
モグニャンキャットフードを与える事によるメリット
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猫の健康維持に最適!と今売れているモグニャンキャットフードに切り替えて正解でした。
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