いなばの金のささみは缶詰に入ったウェットタイプのキャットフードで、その名の通りささみを使って作られています。
いなばが有名なペットフードメーカーということもあり、金のささみは多くの飼い主さんから信頼されている製品ですが、本当に良い点ばかりなのでしょうか。
今回は金のささみのデメリットについて見てみましょう。
いなばキャットフード「金のささみ」の口コミや評判と安全性に関する評価
いなばの金のささみは一般食にあたります。キャットフードにおける一般食とは特定の栄養素やエネルギー、水分の補給を目的として与えるフードです。人間の食生活で例えるならば、おかずやおやつのようなものだと考えるといいでしょう。
一般食だけを与えた場合、猫は必要な栄養をバランスよく摂ることができません。毎日猫に金のささみばかりを与えていると猫は栄養不足に陥り、いずれ病気になってしまうでしょう。
そうならないためには、猫のメインの食事を総合栄養食にする必要があります。総合栄養食とは必要な栄養をバランスよく摂れるキャットフードのことで、ドライフードや一部の缶詰タイプのフードがこれに該当します。
金のささみは総合栄養食に混ぜる形で与えるのが好ましいでしょう。
ただ、猫によってはドライフードを残し金のささみだけを平らげてしまうことがあります。これは、金のささみ含め一般食というのは嗜好性の高い作りになっているためです。
猫は好き嫌いが激しい生き物なので、あまり美味しくないと判断したものは平気で残します。このような場合は、金のささみをドライフードに混ぜる頻度を減らす必要があります。
金のささみを与えるのは朝晩のどちらかだけにするか、食いつきが悪いとき・ご褒美をあげたいときだけにするなど、猫の様子を見ながら頻度を調整しましょう。
金のささみをドライフードに混ぜると確かに食いつきが良くなりますし、水をあまり飲まない猫には水分補給にもなりますが、頼りすぎは厳禁です。
いなばキャットフード「金のささみ」の口コミや評判
いなばのキャットフードは日本国内だけではなく、中国やタイでも生産されています。金のささみはタイ産です。日本人は中国産食品には危険なイメージを抱いていても、タイ産食品にはそこまで危険なイメージを抱いていない人が多いかもしれません。
しかし、現状を述べますと、食品衛生法の違反率は中国よりもタイのほうが高いです。ただ、だからと言って金のささみが危険であると断言することはできません。
日本国内でも安全性に問題のある工場が存在するのと同じように、タイにも衛生面に気を配っている企業とずさんな企業が存在します。いなばのタイ工場がどちらに該当するのかは不明ですが、もしタイで製造したいなばの製品によって健康被害が引き起こされた場合、国産のいなばの製品も信用を失うことになります。
このことを踏まえると、いなばの製品はタイ産のものでも安全面に気を配って製造されていると考えるのが妥当でしょう。とはいえ、それでも「国産のほうがなんとなく安心」と感じる人は少なくないはずです。そのような人にとっては、金のささみがタイ産であることは大きなデメリットとなります。
外国産だから危険というわけではありませんし、逆に国産だから100%安全と断言することもできません。タイ産の金のささみを与えるのかどうかは、飼い主さん自身が判断する必要があります。
いなばのキャットフード「金のささみ」の安全性に関する評価
シリーズ化したキャットフードは、子猫向けや高齢猫向けの製品を出していることがよくあります。いなばの「ちゅ〜る」にも、子猫向け・高齢猫向けの製品があります。しかし金のささみには、子猫向けも高齢猫向けも存在しません。
金のささみにはささみ・かつお節入り・しらす入りの3種類のフレーバーがありますが、いずれも通常の成猫向けの製品であり、子猫や高齢猫向けではないのです。もちろん、子猫や高齢猫が成猫向けのキャットフードを1回くらい食べたとしても、それが原因で何か問題が起こるというわけではありません。
しかし、子猫・成猫・高齢猫はそれぞれ必要な栄養素やカロリーが異なります。子猫は一度にたくさんの量を食べることができませんが、成猫の3倍の栄養やエネルギーを必要としているため、子猫用キャットフードは栄養価やカロリーが高い作りになっています。
高齢猫は若い頃よりも運動量が減るため成猫ほどのカロリー量は必要なく、また消化機能の低下や栄養素の不足などの問題が出てきます。
そのため高齢猫用キャットフードは成猫用よりもカロリーが控えめで、高齢猫に不足しがちな栄養素を強化し、アンチエイジング効果が期待できるように作られています。そのため、成猫用である金のささみを子猫や高齢猫に日常的に与えるのはあまり良くありません。
金のささみを子猫や高齢猫に与えたい場合は日々の食事として取り入れるのではなく、時々おやつとして与えると安全でしょう。
いなばのキャットフード「金のささみ」の口コミや評判と安全性に関する評価まとめ
今回はいなばのキャットフード・金のささみのデメリットについて紹介しました。金のささみは評判が良く、猫も喜んで食べてくれることが多いですが、何も考えずに好きなだけ与えていては猫の健康に害を及ぼす可能性があります。
金のささみを購入する場合は良い面だけではなくデメリットもしっかりと把握し、与え方には充分気を配りましょう。
- スーパーやコンビニなど、どこでも気軽に購入できる
- ホームセンターで安く購入できる
キャットフードを与えていると、
- 皮膚を痒がる/皮膚が赤い
- お腹が弱くなる/うんちがゆるくなる
- 病気がちになる
- 食いつきが悪くなる
- 目やにが増える
- 涙やけができる
など猫の健康を損なう恐れがあります。
そのため、キャットフードを購入するときはパッケージの背面に記載されている原材料や成分表を確認し、猫の体に良くない食べ物や原材料が含まれていないか細かくチェックする必要があります。
そこで、猫の餌に最適なキャットフード選びで大切な7つのポイントをご紹介します。
猫の餌に最適なキャットフード選びで大切な7つのポイント
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント① 猫の食欲を誘う魚の香りや風味があるキャットフード
猫は本来肉食で、特に魚の香りがする食べ物を非常に好みます。そのため、牛肉や鶏肉や豚肉、カツオやサーモンの香料を含ませ、猫の興味を誘うキャットフードもありますが、いつかその嘘が猫にばれてしまいそっぽを向かれます。
その為、原材料が白身魚やサーモンがメインの魚の香りがつよい猫の餌を選ぶ事で、猫のキャットフードへの食いつきを良くする事ができます。
➤猫の食いつきがいいキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント② 無添加
市販の安いキャットフードには、猫の健康を害する恐れのある
- 酸化防止剤(BHA/BHT)
- 人工香料
などの人工添加物が多く含まれている事が多く危険です。
また、
・死んだ動物の肉(DeadMeet)
・病気だった動物の肉(DiseasedMeet)
・しにかけだった動物の肉(DyingMeet)
・障害のあった動物の肉(DssabledMeet))
のアルファベットの頭文字をとった「4Dミート」と呼ばれる、◯◯ミールや◯◯パウダーといった、品質の悪い原材料の肉副産物が原材料に含まれています。
そのため、人工添加物を含まず、低品質な肉副産物を含まない安全なキャットフード選びが必要です。
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント③ 栄養バランスが良いキャットフード
どんなに食いつきが良くても、栄養が偏ってしまうと意味がありません。
栄養が偏ってしまうと、
- 病気がちになる
- 皮膚を痒がる
- お腹がゆるくなる
- 抜け毛が増える
- 毛並みや被毛の艶が悪くなる
になる原因になります。その為、原材料が
- 動物性たんぱく質が多く含まれる
- 食物繊維やミネラルが豊富
など、猫の身体を丈夫に育てる為に必要な栄養素がバランス良く配合されているフードがおすすめです。
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント④ 動物性たんぱく源を50%以上含むキャットフード
動物性たんぱく質は猫の身体を作る上で重要な栄養素です。
- 丈夫な体作り
- 健康的で毛艶のある毛並みの維持
に必要で、元々肉食である猫は肉や魚肉を好んで食べる習性があります。その為、原材料に肉や魚肉を多く含むキャットフードを好むので食いつきの良さにも関わってきます。
主原料に肉や魚肉を多く含み、粗たんぱく質を35%以上含まれるキャットフードを選ぶのがおすすめです。
➤動物性たんぱく源が豊富なキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3はこちら
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑤ 穀物の有無
猫は肉食の為、穀物を消化するのが苦手な生き物です。
市販の安いキャットフードには腹持ちを良くするために原材料に穀物を含む商品が多く存在しています。
食べても影響がない猫もいますが、穀物を食べることで消化不良を起こし、
- 胃の中でガスが溜まり胃捻転を発症する
- アレルギーの原因になる
- 胃腸が弱くなる
など猫の体にトラブルを引き起こす原因になるので、穀物が一切含まれないグレインフリータイプのキャットフードがおすすめです。
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猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑥ 低炭水化物でヘルシーなキャットフード
※引用元 http://konaka-ah.com/index.php/page/protein
炭水化物は人間と同様に猫を太らせてしまう原因になります。
その為、ヘルシーで高タンパクな魚肉やGI値が低いサツマイモなどが含まれている低炭水化物のキャットフードがおすすめです。
また、サツマイモが含まれているとエネルギー消費に時間がかかり腹持ちがよくなるので、給餌量(餌の量)が少なくても平気になるのでダイエットにも最適です。
➤低炭水化物でヘルシーなキャットフードのおすすめ人気ランキングBEST3
猫の餌におすすめなキャットフード選びで大切な7つのポイント⑦ ドライフード
ウェットフードを好む猫も多いですが、ドライフードが猫の健康維持に最適です。
その理由は、カリカリタイプのフードをよく噛んで食べる事で、
- 脳への刺激
- 顎の強化
- 歯周病の予防
が可能になるためです。
ウェットフードの場合、歯間や歯茎に食べかすが残り歯周病の原因になる為食後のケア(歯磨きなど)が大事になりますが、ドライフードであれば食べかすを食べながら取り除く事ができます。
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以上がキャットフード選びで必要な7つの基準になります。
しかし、市販されているキャットフードは、この7つの基準を満たしていないフードばかりで猫の健康を一番にかんがえられていないキャットフードが多いため注意が必要です。
また、BHAやBHTなどの発がん性物質が含まれ安全性に疑問がのこる一部のプレミアムキャットフードも存在しています。
そこで、猫の餌に最適なキャットフード選びに必要な7つの基準をもとにしたキャットフードのおすすめランキングBEST3をご紹介します。
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グレインフリー | ヘルシーさ | ドライフード |
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「モグニャンキャットフード」は食いつきも良く、コンディション維持に最適なフードです
モグニャンキャットフードは食いつきがいいのでしっかり食べてくれますよ。
食いつきの良さの理由は原材料が白身魚メインで、風味豊かな香りが広がるので猫の食欲を刺激してくれるからですね。
フードボールに入れた瞬間に飛びつく行動にいつもビックリしています。
モグニャンキャットフードを与える事によるメリット
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猫の健康維持に最適!と今売れているモグニャンキャットフードに切り替えて正解でした。
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